スナップとレンズの被写界深度目盛り
私は休日に出かける場合、必ずカメラを持ち歩いています。
デジカメで一眼レフやミラーレス、あるいはフィルムカメラ…
種類はさまざま。
そして思いつくままにふらっと写真を撮るわけですが、
そうしたスナップ撮影で活用するのが
レンズの被写界深度目盛りです。
カメラのオートフォーカス化が進むにつれて、
一部を除いてレンズから消えてったこの表示。
見たことがない、意識したことがない、
オールドレンズで見たことあるけど、使い方がわからない
なんて方も多いのではないでしょうか。
この表示は単純に、設定したレンズの絞り値とピントが合う範囲を示しています。
例えばこの状態だと、絞りは「f16」に設定しているので、
無限遠(遠景)から3メートルより少し手前くらいまでピントが合っている
ということになります。
これのおかげで、ファインダーを覗いてしっかりピントを合わせなくても、
マニュアルフォーカスの状態で素早く写真を撮ることができます。
あとは自分被写体との距離を考えながらで動いて、構図を決めて撮るだけです。
近年は街中で大きなカメラを構えているだけで、
トラブルに発展した事例などをよく耳にします。
もちろんやましい写真を撮ってはいけないし、私自身へんな写真を撮るつもりはありません。
それでもなるべくトラブルを回避する工夫が必要かと思います。
レンズに刻まれた被写界深度目盛りが、
ストリートスナップを撮る私にとって大切な目安なのです。
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